「悩みがあるなら誰かに相談してみよう」という言葉をよく聞きますよね。
でも
- 相談してもどうせ何も変わらない
- 分かってもらえないだろうから意味がない
と思って相談せずにいることもあるのではないでしょうか?
でも実は、話すだけで得られるカタルシス効果というものがあるのです。
この記事では
を臨床心理士のあたるが分かりやすく説明します。
そのモヤモヤ、スッキリするかもよ
誰かに話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になる
聞いてもらうだけじゃ意味ないでしょ?
悩みがあるとき、どこかの相談窓口で相談したり、カウンセリングに行ったり、はたまた友達や家族に話を聞いてもらうことがありますよね。
問題を解決したいと思って相談することもあるかもしれません。
だから、話した相手が何もしてくれないと、「相談しても意味がない」という気持ちになってしまいます。
でも本当に話す前と何も変わっていないでしょうか?
実は、話をするだけでも結構気持ちが楽になるのです。
話すだけで気持ちが楽になった体験談
私自身も、話すだけで気持ちが楽になった経験があります。
その時のことを少し話しますね。
私の夫はわりと人の話を聞きません。
そしてこちらの都合はよく考えずに、どんどん話を進めてしまいます。
そんなとき、私の心の中はモヤモヤ…
もちろん、言いたいことを直接言えば解決することもあるし、そうすることもあります。
でも、「言っても無駄だわ」と思うときは、言わずにモヤモヤします。
そのモヤモヤは、日記などで文章にすると落ち着くこともあるのですが、その日は誰かに話を聞いてもらいたくて仕方なかったので、友達に電話しました。
そして一通り聞いてもらったら…
あら不思議!
「何にモヤモヤしてたんだっけ?」と思うくらい、気持ちがスッキリしているではないですか!!
やっぱり、モヤモヤは吐き出すのが一番!
話すだけでも気持ちが楽になるもんだと思った体験でした。
語るだけで得られるカタルシス効果
モヤモヤを解放して、心の中が浄化されることで、気持ちが軽くなることをカタルシス効果といいます。
この効果は、話す以外にも、感動する映画を観て泣くことで得られたりします。
私も体感したことがありますが、このスッキリする感じは、なんとも気持ちがいいです。
いつでもこの効果が得られるとは限りませんが、悩みがあるときは誰かに話してみてください。
モヤモヤを吐き出すだけでも、気持ちが楽になりますよ。
「悩みを話す誰かがいない」「相談できる人がいない」と悩んでいる人は、こちらの記事も読んでみてください▼
まとめ:誰かに相談するだけでも意味はある!
人に問題を解決してもらうことを期待していると、相談は意味のないものに感じてしまいます。
でも、悩みを話すだけでも気持ちが楽になることがあります。
モヤモヤを吐き出して、カタルシス効果でスッキリしましょう!
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