誰かに相談することの意味とは?話して得られるカタルシス効果

心の相談窓口

「悩みがあるなら誰かに相談してみよう」という言葉をよく聞きますよね。

でも

  • 相談してもどうせ何も変わらない
  • 分かってもらえないだろうから意味がない

と思って相談せずにいることもあるのではないでしょうか?

でも実は、話すだけで得られるカタルシス効果というものがあるのです。

この記事では

  • 相談することにどんな意味があるのか
  • 話すだけで得られるカタルシス効果とは何か

を臨床心理士のあたるが分かりやすく説明します。

あたる
あたる

そのモヤモヤ、スッキリするかもよ

この記事を書いた人
\あたるです/

誰かに話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になる

悩む高校生
悩む高校生

聞いてもらうだけじゃ意味ないでしょ?

悩みがあるとき、どこかの相談窓口で相談したり、カウンセリングに行ったり、はたまた友達や家族に話を聞いてもらうことがありますよね。

問題を解決したいと思って相談することもあるかもしれません。

だから、話した相手が何もしてくれないと、「相談しても意味がない」という気持ちになってしまいます。

でも本当に話す前と何も変わっていないでしょうか?

実は、話をするだけでも結構気持ちが楽になるのです。

話すだけで気持ちが楽になった体験談

私自身も、話すだけで気持ちが楽になった経験があります。

その時のことを少し話しますね。

私の夫はわりと人の話を聞きません。

そしてこちらの都合はよく考えずに、どんどん話を進めてしまいます。

そんなとき、私の心の中はモヤモヤ…

もちろん、言いたいことを直接言えば解決することもあるし、そうすることもあります。

でも、「言っても無駄だわ」と思うときは、言わずにモヤモヤします。

そのモヤモヤは、日記などで文章にすると落ち着くこともあるのですが、その日は誰かに話を聞いてもらいたくて仕方なかったので、友達に電話しました。

そして一通り聞いてもらったら…

あら不思議!

「何にモヤモヤしてたんだっけ?」と思うくらい、気持ちがスッキリしているではないですか!!

やっぱり、モヤモヤは吐き出すのが一番!

話すだけでも気持ちが楽になるもんだと思った体験でした。

語るだけで得られるカタルシス効果

モヤモヤを解放して、心の中が浄化されることで、気持ちが軽くなることをカタルシス効果といいます。

この効果は、話す以外にも、感動する映画を観て泣くことで得られたりします。

私も体感したことがありますが、このスッキリする感じは、なんとも気持ちがいいです。

いつでもこの効果が得られるとは限りませんが、悩みがあるときは誰かに話してみてください。

モヤモヤを吐き出すだけでも、気持ちが楽になりますよ。

「悩みを話す誰かがいない」「相談できる人がいない」と悩んでいる人は、こちらの記事も読んでみてください▼

まとめ:誰かに相談するだけでも意味はある!

人に問題を解決してもらうことを期待していると、相談は意味のないものに感じてしまいます。

でも、悩みを話すだけでも気持ちが楽になることがあります。

モヤモヤを吐き出して、カタルシス効果でスッキリしましょう!

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