予約不要!話すのが苦手な人も相談しやすいSNSカウンセリングをわかりやすく解説

心の相談窓口

相談したいことがあったり、カウンセリングを受けてみたいと思っても、予約が必要ですぐには話を聞いてもらえないことが多いですよね。

また、人と顔を合わせて話すのが苦手な人にとって、カウンセリングはハードルが高く感じるかもしれません。

そんな人にオススメなのが、SNSカウンセリングです。

この記事では

  • SNSカウンセリングとはどのように相談するのか
  • SNSカウンセリングのメリットとデメリット
  • 若者向けのSNS相談窓口

を臨床心理士のあたるが紹介していきます。

あたる
あたる

SNSカウンセリングが自分に合うか分かるよ

この記事を書いた人
\あたるです/

SNSカウンセリングは、LINEやチャットで相談できる

悩む高校生
悩む高校生

SNSって具体的に何を使うの?

友達とメッセージのやりとりをするときに使うLINE。

そのLINEのように、スマホで気軽に相談できるのが、SNSカウンセリングです。

LINEを使っている団体もあれば、独自のチャット機能を使っている団体もあります。

あたる
あたる

ネット上で文字を使ってやりとりするんだね

カウンセリングというと、面と向かって1対1でお話するのをイメージしますよね。

でもそれが、文字で相談できるとなると、顔を見られないし、声も聞かれない

どこの誰だか分からないから、自分のことを話すハードルが低くなって、相談しやすくなります。

Xにつぶやくくらいの感覚で、相談できてしまいそうですね。

SNSカウンセリングのメリット

SNSで相談することのメリットは、次のようなものがあります。

それぞれ詳しくみてみましょう。

対面で話さずに相談できる

人の目を見て話すのが苦手な人や、見られていると緊張してしまう人は、対面で話すことに抵抗を感じるかもしれません。

でもSNSカウンセリングは、チャットで相談できるので、面と向かって人と話すのが苦手な人にとっては、負担が軽くなりそうですね。

喋るより、文字にするのが得意な人に向いている

考えていることを言葉にして話すのと、文字に起こすのでは、違いますよね。

喋るのは苦手だけど、文字として打つことならできそう…

そんな人には、SNSカウンセリングで相談してみるのもよさそうです。

あたる
あたる

考えながら文字にできるのはいいよね

相談室まで出向かなくてよい

何かを相談したいとき、相談機関まで足を運ばなくてはいけないこともよくありますよね。

でも、SNSカウンセリングは、オンラインで相談できます。

つまり、相談室まで時間とお金をかけて行く必要がないんです。

予約せずに相談できることが多い

カウンセリングや相談は、予約制をとっていることがほとんどです。

でもSNSカウンセリングは、相談時間帯であれば、予約せずに相談できます。

今話を聞いてほしい!」というときにピッタリですね。

ただ、予約制のSNSカウンセリングもあるので、注意が必要です。

文字として残るので、あとで見返すことができる

相談した内容や、相談員からもらった言葉を見返すことができるのも、SNSカウンセリングならではのことです。

対面や電話のやりとりだと、すぐに忘れてしまうかもしれないけど、チャットなら文字として残っています。

そのため、やりとりを振り返り、相談員からの情報や助言を見返して、活用することができます。

あたる
あたる

いざリアルで相談するときにも使えるよ

SNSカウンセリングのデメリット

SNSでの相談、メリットもたくさんありますが、デメリットがないわけではありません。

それぞれ詳しくみてみましょう。

表情や声のトーンを使って伝えることができない

対面で話すときには、表情や声のトーンで伝えようとすることもあるでしょう。

でも、SNSカウンセリングは文字だけのやりとり。

表情や声のトーンは届きません。

なので、普段ならわざわざ言葉にしないことも、文字にして伝える必要がでてきます。

あたる
あたる

暗い声も文字にすると分からないからね…

相談員の見た目が分からない

文字の向こうの相談員が、おじさんなのか、おねえさんなのかは、知ることができません。

顔が見えて、自分が今どんな人と話をしているか分かることで、安心できることもありますよね。

とはいえ、相談員はどんな人でも真剣に話を聞いてくれます

日常がカウンセリングを邪魔することもある

例えば、自分の部屋からSNSを使って相談しているときに、夕食の時間で親に呼ばれたら、話の途中で相談を中断しないといけないかもしれません。

相談室でのカウンセリングは、日常と切り離された空間で行われるので、カウンセリングの時間は相談に集中できます。

でも、SNSはどこからでも相談できる反面、日常生活に邪魔されてしまうこともあります。

予約制ではないことが多い

予約制でないことは、メリットでもあり、デメリットでもあります。

「今相談したい!」と思っても、相談したい人がたくさんいると、相談できないこともあります。

『あなたのための時間』として確約されていないのです。

ただ、前述したとおり、予約制のSNSカウンセリングもあるので、安心してくださいね。

無料で相談できる、若者向けのSNS相談窓口

悩む高校生
悩む高校生

具体的なSNSカウンセリングの窓口は?

SNSカウンセリングを受けてみたいなと思った人は、次のような窓口で相談してみてください。

ここでは、3つの若者向けの窓口を紹介します。

厚生労働省が一覧でまとめている窓口ですので、安心して相談できますよ。

チャイルドライン

チャイルドラインは、18歳までの子どもが利用できます。

チャットでの相談ができる日が決まっているので、カレンダーで確認が必要です。

相談できる時間は、午後4時~午後9時です。

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BONDプロジェクト

BONDプロジェクトは、10代20代の女性のための相談窓口です。

女性スタッフが相談にのってくれます。

LINE相談は、月、水、木、金、土曜午前10時~午後10時です。

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若草プロジェクト

若草プロジェクトは、10代20代の女性のための相談窓口です。

LINEやメールで相談できます。

相談日時の案内は、LINEの友達追加をすると送られてきますが、24時間対応ではありません。

また、相談時間は1回30分です。

\公式ページにいってみる/

まとめ:予約不要、文字相談ならSNSカウンセリング

SNSカウンセリングは、LINEのように気軽に、「今相談したい!」というときに利用できます。

無料ですし、顔も見えないですので、相談室に足を運ぶ勇気が出ない人は、ひとまずSNSで相談してみてはいかがでしょうか。

もし、SNSカウンセリングで相談することに抵抗があるのであれば、当ブログの筆者が運営する「バーチャル談話室」に遊びに来てみてください。

バーチャル談話室は、「cluster」というアプリ内に作られた、メタバース上の談話室です。

予約不要で、やりとりはボイスチャットでもテキストチャットでも可能です。

誰でも無料で利用できるので、気軽に来てくださいね。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください▼

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