保健センターとは？病院より身近な心と体の相談場所をわかりやすく解説

心の病気や体の健康について悩みがあるとき

と、いきなり病院に行くのは勇気がいりますよね。

病院に行きたいけど行けないという時に、もっと身近に相談できる場所が、各市町村にある保健センターです。

この記事では

ということを臨床心理士のあたるが、分かりやすく説明します。

市町村保健センターとは各市町村にある行政機関

市町村保健センターとは、その名の通り、市町村にある保健センターのことです。

地域保健法に基づいて、各市町村に設置されていて、市役所の近くや市の施設にあります。

地域保健対策の推進に関する基本的な指針で、国は市町村保健センターに「こういう風に運営してください」というのを出しています。

そこには、「住民がよく利用する保健サービスは、市町村保健センターがやった方がいいよね」ということが書かれています。

市町村ごとにある機関で市町村によっては２つ以上設置していますし、都道府県に1つずつしかない精神保健福祉センターよりも身近で利用しやすそうですね。

精神保健福祉センターについては、こちらの記事を参考にしてください▼

心の健康や性病、DVなどの相談ができる

市町村保健センターは、健康相談ができる場所ですが、具体的には次のようなことが相談できます。

また、支援機関や制度の案内などもしてもらえます。

受付時間は、平日9時～17時頃のところが多いです。

保健師や管理栄養士が相談に乗ってくれる

市町村保健センターでは、保健師や管理栄養士が多く働いています。

そのため、相談したいときにも、保健師や管理栄養士が相談に乗ってくれることが多いでしょう。

また、月に1回や2週間に1回など、日程は限られますが、精神科医や臨床心理士、精神保健福祉士に相談できる日を設けているところもあります。

どの職種の人に話を聞いてもらったらよいか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください▼

まとめ：心と体の健康は保健センターで相談できる

市町村保健センターは住んでいる地域に1つずつある行政機関です。

病院に行く勇気はないけど、保健センターなら市役所に行く気持ちで相談できます。

心の健康や性病、DVなどについて、保健師さんに相談できるので、身近な相談窓口の1つとして利用してみてください。