家族が心の病かも?そんなときに相談できる場所とは?

心の相談窓口

家族の様子がなんだかおかしいけど、病院に連れて行くことは難しくて困っていませんか?

そんなとき、気軽に相談できる場所が精神保健福祉センターです。

この記事は

  • お父さんがお酒ばかり飲んでいていつも酔っぱらっている…
  • お母さんが一日中寝ていて様子がおかしい…

と思いながら、安心できない日々が続いている人のために

  • 精神保健福祉センターはどんな機関なのか
  • いつ開いていて、どんな相談ができるのか
  • 誰が相談に乗ってくれるのか

を臨床心理士のあたるが紹介します。

あたる
あたる

精神保健福祉センターのことが分かるよ

この記事を書いた人
\あたるです/
  • 子どもの心理に携わって10年
  • 臨床心理士・公認心理師
  • 詳しいプロフィールはこちら
  • 質問・相談はXまたはInstagramで気軽にDMください
  • バーチャル談話室もやってます

精神保健福祉センターとは行政の機関

精神保健福祉センターとは、都道府県・政令指定都市に1つずつある行政機関です。

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律という法律で設置が定められていて、精神保健福祉センター運営要領に基づいて運営されています。

この法律や運営要領には、硬い文章がつらつらと書かれていますが、簡単にいうと、こころの健康のために、情報を広めたり、調査をしたり、難しい相談に応じたりする場所です。

都道府県・政令指定都市に1つということなので、住んでいる地域によっては、実際に行くには遠くて不便に感じるかもしれませんね。

相談できる時間帯は平日の昼間

相談窓口が開いている時間は、平日の9時~17時頃です。

面接相談は内容によって、曜日や時間が決まっていることがあります。

あたる
あたる

「依存症の面接相談は金曜のみ受付」みたいに決まっているよ

また、予約制のところが多いので、面接相談を希望する場合は、電話で問い合わせてみましょう。

電話相談に関しても、相談員の勤務体系によって曜日が指定されている場合があります。

ただ、心の健康についての相談は、窓口が開いている時間帯であれば受け付けていることが多いです。

そのため、まずは平日の9時~17時頃に電話してみましょう。

夜間は窓口が開いていませんが、こころの健康相談ダイヤルで繋がる時間帯もあります。

都道府県によって受付時間は異なるので、詳細はお住まいの都道府県または政令指定都市のホームページを参考にしてください。

心の悩みだけでなく依存症やひきこもりの相談もできる

相談できる内容は、次のとおりです。

  • こころの病気
  • アルコール、ギャンブル、薬物依存
  • 生きるのがつらい
  • 大切な人(家族など)を自死によって亡くした
  • ひきこもり

悩んでいる本人だけでなく、家族も相談することができます。

精神保健福祉センターにいる専門の職員が相談に乗ってくれる

精神保健福祉センターでは、次のような専門の職員が働いています。

  • 精神保健福祉士
  • 臨床心理士
  • 保健師
  • 看護師

そのため、専門的な知識を持つ人に相談に乗ってもらえます。

また、専門医師に相談できる場合もあります。

あたる
あたる

無料でお医者さんの意見も聞けるんだね

相談したい専門職員がいる場合は、曜日や時間が指定されていることもあるので、ホームページで確認したり、電話で問い合わせたりしてみましょう。

他機関の情報提供やデイケアも行っている

相談に乗ってもらう以外にも、県内にどんな病院があるのか、医療機関の情報を提供してもらえたり、支援制度や支援機関を紹介してもらえたりします。

また、精神保健福祉センターでは、精神科デイケアのプログラムも行っています。

まとめ:家族の心のことは精神保健福祉センターで相談を

なんだかんだ大切な家族。

そんな家族についての相談も聞いてくれるのが、精神保健福祉センターです。

こころの病気だけでなく、依存症や精神科デイケアのプログラムも扱っていますし、いろいろな専門職員もいるので、一度利用してみてもよいですね。

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あたる
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無料で相談に乗っているよ

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